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シェフに聞く「ウチの店の地産地消」05

横濱ワイナリー 町田佳子代表

地産地消レシピ
2021.01.15

横濱ワイナリー 町田佳子代表

2017年から横浜でワインを醸造、販売しています。なぜ横浜でワイン?とよく聞かれるのですが「ビールはあるのにワインはない、ならば私が」と思いまして…。

横濱ワイナリー 町田佳子代表

ワインには出来る限り農薬使用を抑えたブドウを使い、補糖やろ過をせず果実そのままを活かしています。9月に仕込んで1か月ほどで出来上がります。今は銘柄にして20種類以上、年間1万本くらい作っています。フルーティで飲みやすく、コクがあってしっかりした味が特長です。
 ワインを造りたい、と思い立った時一番苦労したのは酒類製造免許を取ることでしが、もっと大変だったのは販売していくことでした。ネット通販を始め、デパートや酒店などにも置いてもらっていますが、売り上げの9割は直接来店してくれる個人のお客様です。
 そこでもっとハマワインの魅力をみなさんに知ってもらいたいと、醸造所の一角に設けたショップ&コミュニケーションスペース「.blue(ポイントブルー)」で週末に自家製のおでんやピクルスなどと共にワインを提供しています。肉や魚ではなく出汁と合うのは日本のブドウで仕込んだワインならでは、だと思っています。
ウチは横浜産のワインを作る“地産”のメーカーですが、“地消”にも積極的に取り組んでいます。例えばおでんやピクルスにする野菜をはじめ、横浜醤油や清水屋のケチャップ…、なるべく地元のものを使っています。
実は今年から旭区の農園でブドウの栽培も始めたんですよ。2~3年後には横浜産のブドウで醸造した“純ハマワイン”が出来る予定です。横浜のみなさんに愛されるワインにしたいと意気込んでいます。

※ ワインは¥2500~ 「ショップ&コミュニケーションスペース.blue(ポイントブルー)」のおでん¥100~、ピクルス¥400、本日のグラスワイン¥600~ 全て税別。

Restaurant Info.

横濱ワイナリー

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